フルカウルが好き

Daytona675→ZX-6Rという華麗な移行(間に何かあったような…?)

登山へ行こう。(準備考察)

前の記事でいろいろ勉強して、モノを揃えて初めて行けると書いた。

 

nanzenji.hatenablog.jp

 

では、何を準備しようか。

 

皆が気にするのはどこにどうやって行ってどのくらい登り、帰ってくるのかという日程や行程に目が行きがちになる。確かにそれも大事だ。無理な行程や力量に合わないルートを選んだ人の末路は洒落にならない。下手すりゃ遭難死である。

実例を挙げると、私が大学のワンゲルにいたころに登山の復路でだいぶ下ったところで1組のおじさんグループに出会った。その時刻は午後3時を過ぎたころだろうか。登山道では声を掛け合うのが習わしであるので当然のごとく我々は「こんにちは、お疲れ様です」といったような言葉を発したのだ。

すると、彼らは何を言ったかは覚えていないが酷く悪態をついてきた。その地点で最も近いテン場まででも下りで1時間以上、登りなら2時間以上はかかる場所であった。おそらくは時間通りに登ることができないからなのか、かなり焦りがあったのだろう。もちろん、我々は憤慨した。「ふざけんとちゃうぞこら!」と悪態をつき返したような気がする。

と、準備不足や計画倒れは山では忌避すべきものなのである。

 

因みに私が最も準備で気にするのは食料と服装だ。もちろん、計画をきっちり立てることを前提として、である。

食料は色々な考えをもつ方がいるので割愛するが、服装もまた意外と重視すべき事項である。

開口一番で言いたいのは「ジーパンはやめとけ」である。よく見かけるがジャージの方がましである。というかジャージは初心者におすすめの服装である。ジーパンがよくないのは乾きにくいのだ、兎に角。その上、ゆとりが少なく運動するには相性が悪い。

私は学生時代、最初はジャージで、途中から軍用カーゴパンツ、最後は登山用品メーカーが出しているカーゴパンツであった。ここからは春から秋を想定して記す。

何故カーゴパンツか。それは私の山行スタイルがズボンのポケットに500mlペットボトルを突っ込み、反対側に柿の種やマーブルチョコやらを突っ込んだジップロック、小さいポケットに煙草とライターがあったからである。

上記を考慮すると、ジャージでは収納不足である。よってカーゴパンツは必然の存在となる。ではなぜ軍用を選んだか。これは耐久性に優れ、そう簡単には壊れない。しかも大容量でゆったりとした設計をしているのでうってつけであった。ただし、欠点としてはジーパン程ではないがやはり乾きが悪い。よって、金を貯めて登山専用のカーゴパンツを入手したのだ。

結局は全部後輩に道具を譲っているのでカーゴパンツはもうない。ザックもない。また買いなおさないといけない。しかし、知識は残っている。というわけでまた山には登れるのだ。

 

今はまた買い揃えつつある。因みにズボンはミドリ安全の作業用カーゴパンツを購入した。

 

 

 使いやすいかはまた近所の低山で試すことになるだろう。