フルカウルが好き

Daytona675→ZX-6Rという華麗な移行(間に何かあったような…?)

初めての四国フェリー、初めてのガス欠

年末年始の妙な昂揚感もそろそろ消え去って広告業界的にバレンタイン商戦がスタートしていますね。

え、バレンタインをご存じない?ほらあれですよ、

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ああー榴弾撃てない奴っすねー

ガルパンに出てきたかと思ったけどやっぱ出てきてないね。

というのはさておいて、

年末年始にかけて讃岐へと訳あって赴いたわけである。バイクで。

往路!

 

京都府大山崎ICという初見殺しの名所から名神高速に侵入。この日のために手袋を新調し、スマホのナビも念入りに調べたので準備万端!

が、しかし!

寒いわあ…大山崎から延々と走って三木のサービスエリアでやっと休憩したのに見かけたライダーが全然おらんではないですか。11月に岐阜へ行ったときはもっともりもりみんな元気だったのにこりゃもう駄目かもね。

一応、往路では隼なOJSNはいたけれどもこのヒト以外にバイクの記憶がない…!

 

そしてスマホナビに従って備前ICで下道に。そこから宇野港まだひとっ走りや!

いつまで経っても着かないんですが…。

改めてナビを確認するとどうやらおすすめルートなるもので案内をしているので安いルートの代償として下道を更に2時間半走るんだよ!とのこと。

もうすぐ日の入りやぞ。どうすんねん。

中途半端な田舎の片道2~3車線の幹線道路を只管に走る。走る。走る。

いよいよ四国フェリーの看板が見えたのである。

 

www.shikokuferry.com

で、フェリー乗り場の近くまで到着すれども乗るつもりだった便は丁度走っている時に見送ったんだな。

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そこから1時間ほど待った後に乗船なり。なお、2輪車は自分一人の模様。

でも、フェリーの中であったかいうどん食えるらしいからな。それで温まろうかね。

ああ~閉店っすね~

その代わりに、

 

風呂あんだけど…寄ってかない? http://team-acp.co.jp/ecomission2013/?p=2765

瀬戸内の旅、最終章への船出(四国フェリー) | ECOMISSION2013から

いや、タオル無いし。

ninja250の兄貴のブログでちゃんと勉強しておけば良かった…。

corocoma.hateblo.jp

祖母宅に行くだけだからとやや軽装に過ぎたようですねえ。

しかたないので自販機の甘酒を購入し体を温める。塩気が欲しい…。

しゃーないからwi-fiでようつべでも見ようかな?

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…よし、寝よう!

約1時間の船旅は寝てたら終わった。ほんましょーもないわー。

で、高松に上陸して香川を西に行って終わり!

 

復路!

往路での反省を生かしてまずタオルを入手。

そして絶対にうどん食べる。

が、しかし。

高松港にて2時間待機だって。ほんと、学習能力ねえな。

仕方がないので近くにある名勝、栗林公園へと赴いたのである。

 

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因みにこの日は元日、入場料が無料ですって。。

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なお、ここのくそ狭い駐輪場で新年初コケを達成し、地元のおじいさんと一緒によっこいしょしたんですって。(因みに大晦日にもコケ納めしていたり)

 

すったもんだのあげく、フェリーに乗船。速攻で窓際のコンセントを奪い取り、月見うどんを食べ、入浴したのであった。

すると。宇野港が見えてきたころにとあるおじさんに絡まれた。ゼファー750に乗っているらしいよ。

「銀色のバイク、君の?あれって大型?」

「中型っす」

 

上陸後は往路の反省を生かして近くのICから高速に突入。近くと言っても1時間弱下道を走ったんですけどね。

で、吉備SAで念のため給油。どうも燃費が悪すぎるらしい。

しかし、寒すぎるし2時間待ったために夕暮れが2時間近い。おなかも空いた。というわけで龍野西SAでラーメン食べて、カイロを買って、とっとと帰京すべし。

大阪と兵庫の境辺りで燃料計がレッドゾーンを指し始めたけどまあいけるっしょ。

 

ガス欠じゃー!

 

ぷすんだとかぼぼぼだとかよくわからんかったけど兎に角動力を失った我が愛車を慌てて路肩までもっていって停車。何よりも先にハザードを点灯したら燃料コックを「ON」から「RESERVE」に切り替え、エンジン点火。

しかしまだエンジンに燃料が回っていないので揺すって揺すってチョークをひいて点火ぁ!点火ぁ!

何とか再始動。大山崎まであと10キロも無い様なところだったので少し残念。でも何事もなかったのでよしよし。

 

総括

まず、装備の準備不足。

上半身はコミネマン気取りであるにもかかわらず下半身はヒートテックにジーパン、登山用のレインウェアにとどめていたために体を冷やして死にそうな事態に陥った。

手袋はRSタイチの強そうな冬用グローブの下にインナーグローブをつけていたので下道なら問題無し。ただ高速道路を1時間も走り続けていると冷えてるなあとわかる。

足先は厚手の登山用靴下だけなので寒い。もっと重装備であるべき。

電熱装備とは言わないまでももっと充実した態勢で臨むべきでした。反省。

次に、ガバガバのスケジューリング。

ギリギリのがして1時間待ったのは分かる。ロクに調べずに2時間を無駄にしたのはダメでした。夕暮れ時が近づくとどんどん寒気が襲ってくるので登山もバイクも日のあるうちに活動を終了したいところ。

最後にスマホナビについて。

往路の宇野港まではY!カーナビを使っていたけれど目的地近くになると案内が不便だなあという印象を受けた。

で高松上陸後は偉大なるグーグル先生のナビを使用。

こちらは目的地の検索からしてヤフーより有能。ナビゲーションも非常に分りやすいっす。復路でも全面的に使用させてもらったのである。

と、いろいろ教訓を得た往復約600キロの旅路でしたとさ。

最後に年末年始の色々なものを洗い流して終わり!

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ついでに。

四国フェリーの社歌が頭から離れません