フルカウルが好き

Daytona675→ZX-6Rという華麗な移行(間に何かあったような…?)

既卒者から見た就職活動、といっても派遣業をコンサルトとかに言い換える会社の話と金に汚い話で終わる

新入社員になる迄あと幾らもないっていうのが不思議やねえ。

私の場合、初夏から本格的に参戦したあの就職活動、略して就活。

今、2016年度のそれがスタートを始めているけれど、終わった人という視点から見ると中々どうして面白いけど、あんなえげつないものに俺は参戦していたのか…という気分にもなる。

文系の実例と理系の実例

就活でえぐいというか詐欺まがいの話があるのでおひとつ。

今、知り合いの話をちょくちょく聞いているけれど大学が主催して生協で開く説明会とかにも

コンサルティング

をお仕事にするという触れ込みの会社が来たとか。

話をよーく聞いてみると会社の規模に比して採用人数が多すぎるのでおそらく派遣会社であるのが事の真相であるようで。

というのも文系なんですが彼、まだあんまり業種を絞れていなかった時期というのもあって色んな会社を見てみようと思っていたらしく、コンサルティングってなんかすてきやん?と感じたよう。まあ真相見破るとソッコーで切ってました。

こういう会社の特徴として

  1. 説明会の最後にプロフィール記入欄があるアンケートを配られる
  2. 皆は真面目に全部書く
  3. そのアンケートがそのままESみたいな具合になる
  4. いつの間にか選考会の話が始まっている
  5. 後日電話が本当にかかってくる

まあ、私の時にもありましたけどね。似たようなの。

曰く、

「TとかHとかの有名な自動車会社やSやPみたいな大手電機などをクライアントとして技術力を提供します」

しかし、そこも会社規模に比べて採用人数が多すぎる(どれくらい多いかというと、2015年度の採用予定が約200名でそこら辺の有名大手企業でも中々そこまで採用しない)

つまり、これらの情報を勘案すると、

 

お前んとこ技術者の派遣会社やないかーい!(下手すれば工場労働者の派遣かもしれない)

 

説明会では自社で電気自動車を開発しています!ってCG画像と共に堂々宣言していたけれど

  • 「開発しています」だったらどこの会社でも言える(東大受験したと東大合格したの違いの様な感じ)
  • 具体的な目標が設定されていない(いつまでに試作車を完成させるとか)
  • CG画像しか出ていない(部品とか設計図とか工程表は?部外秘かな?)

って感じに怪しいと思ったらどこまでも疑ってしまうのでノーサンキュー。

この会社のブースを後にすると、喫煙場に駆け込んでホープを吸ったのは良い思い出。

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この経験から二度と合同説明会には行かなかった…。代わりに企業単独の説明会とジョブパークに通い詰めていた。

 

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…どないなんでしょうか。派遣で働いている人には申し訳ないんですけどいいイメージを持っていないし、世間的にも派遣切りのように悪いイメージが付きまとっている昨今では仕方ないのかどうか…

実際、つい最近までしていたアルバイト(レストラン)でも派遣労働の人は意外と多かったりするので全く悪いわけでもないでしょうし

ただし、レストラン入りたてのときにマルチ商法進めてきた奴、てめーだけは絶対許さん。しかも勧誘が下手糞すぎてアドバイスしたくなるレベル。そんなんだから陰謀論にも引っかかるんだよ!

はっきりと言えるのは「私はそんな企業に入るつもりも予定もないです」ということだ。

 

振り返り

とりあえず、何冊かいわゆる対策本とやらを買って読んで「おおこの本はいいこと書いてる」とか「(役に立つことや感心することは何一つ)ないです」とか「代金返せよ( ゚Д゚)オラ」とか色々なことを学んでみたり、

 

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一番行きたかった企業(理由は本社が京都市にあるでっかい会社だから)には最終面接が何故か恐らく誰よりも早く決まったのに結局駄目だったり、

決まりかけた大阪の某中堅企業に辞退を申し出たり(やっぱ思ってたのと違う気がした)、

 

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東京での面接からの⇒京セラドーム大阪でB'zのライブからの⇒入社する会社の最終面接とかいうあほなスケジュールを組んだり、

 

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とまあいろいろあったんですけれども。

結局、一番大事なのは…

お金、ですかね。

今、初任給の話してるな、って思った人はきっと心が汚れています。TopGearのジェレミーのように純真無垢な心を目指してください。

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つまり。

やっぱり資金がないと何もできないし、

先にあげたお役立ち本も買えない、買うという行為自体が勉強になる役立たずな本も買えない、

就活イベントに行けないのでスーツをきた野郎どもと戯れることもできない、

会社説明会に行けないのでスーツを着たJDとおしゃべりもできない、

落ちるとしても行かねばならぬ面接にもいくら会社が負担するよって言ってもそもそもの手持ちがなければ無理だっつーの。

だからと言って消費者金融やカードローンはやめた方がええけどな。

 

結局、お金があると全ての物事が楽に進むのだ。

なお、私は初任給まで貧困生活が確定している。何故かって?

バイクを修理したからな!

 

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本当、お金って大事。

あ、あとTOEICとか数字でコイツスゲエエエー!!ってなるようなものとか

見ただけでコイツ…できる…!みたいな実績があってもいいけど、

就活が近づいた時に急に始めたり、他人の評価を気にしながらしても付け焼刃なのが丸わかりで意味がないんだよなあ。まあトーイックなら爆上げはできるらしいけど。

 

 

最後に一言加えると、

某A大の就職活動は甘くないぞ。まじで。