フルカウルが好き

Daytona675→ZX-6Rという華麗な移行(間に何かあったような…?)

秋の装いを未だ拒む比婆山

前回に引き続き、登山の話である。しかもバイク要素ゼロ。

 

nanzenji.hatenablog.jp

比婆山

 深入山でリハビリを終えた私ではあったがこれから冬に向かう季節なうえに、大好きな北岳や行きたいとずっと思っている仙丈ケ岳からは遠く広島県に住むこの身ゆえ、近場で今年はあと2回くらい行けばいいかと思っているのである。

そして前回のレベルよりはもう少し難易度を上げてもええかな、ということで表題の通り比婆山に行くことに決めたわけである。

 

比婆山とは、

 

比婆山(ひばやま)は、日本神話においてイザナミが葬られたと記される地である。

 

 以上ウィキペディア

ja.wikipedia.org

実はイザナミ墓所というのを知ったのが登り始めた後、姉からのラインで知ったのは内緒である。てか比婆山って他んとこにもあんのか。

 

とにかく比婆山の周りにも色々と山々が連なっておりちょっとした縦走もできそうなのでこれに決めた!

※ちょうど先日買った山と高原地図「大山・蒜山高原」にルートもあったので

 

当日の話

さて当日、県民の森公園に到着した私である。

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来る途中も感じていたことだがまだ紅葉の気配がさほど感じられず少ししょんぼりしたのだが、裏を返せば人もめっちゃ多くないことでもあるためある意味で気楽な感じである。

 

大まかな流れは以下の通り。

10時 出発 県民の森

牛曳山登山口

牛曳山山頂

伊良谷山

毛無山

烏帽子山

比婆山

15時 下山 県民の森 

※詳細はYAMAPにて

yamap.com

本当は地図にある山域全て(今回は吾妻山と立烏帽子山にはいかなかった)をめぐりたかったけど、出発時間が遅かったため断念。

行くなら現地にキャンプするか車中泊して朝の7時くらいから登り始めたほうがいいかも。

 

牛曳山~伊良谷山にて木が根っこから倒れていたのは、あの台風19号のせいとは思えなかったが今回一番緊張した場面だったかもしれない。

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味わい深い字体に味わい深い山名である毛無山山頂にて。

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山と山の間は樹林帯のため景色が良いところはほぼなく、大して距離もないために必然的に山頂でのみ休憩をとる。これは他のパーティも同様だったようだ。

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今回は時間を詰めた計画だったのでストーブは使わない予定だった。

ただし、万一の事態に備えてダウンジャケットとともにザックの中に押し込んではいた。

実際各々の山頂は風の吹き曝しであり、いくら晴れていてもこの季節では10分も半そでのままでいれば体が冷え切ってしまいそうになる。

烏帽子山から比婆山に向かうと巨岩がちらほらと在り、その一部は木を生やして何か荘厳な空気を醸し出しており、これが神域なのかと一人感動した。

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賽銭を出すのが面倒だったのでお参りだけしておく。イザナミを祭った神社ってあまり知らないかも。

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お参りの後は県民の森に向かうルートをとりそのまま帰還。

近くに風呂を探して入ろうと思い県民の森公園センターへ聞きに行くつもりで向かうと日帰り入浴の文字を発見。

すぐさま車から風呂セットを取り出して600円を受付に支払い入浴。

心身ともに清め終えると心地よい気分で帰宅。

 

装備の振り返り

装備の話をすると、

前回靴擦れを引き起こした靴下を諦め昨年に焼岳を登るために買ったのを履いた。

 

 これでいける!と思ったのだけれど、やはり左踵に少し靴擦れを認めたためどうも左右で足の運びに違いがあるのかなー

ずっと左膝に違和感を抱えながらランニングとかをしているので気を付けてはいるのだが…

 

あと、今回はズボンも新調した。

store.workman.co.jpめっちゃ良かった…!通気性いいし、動きやすい。

冬のバイク用品ではよく話題になるワークマンだけど、登山用途も中々良い。ただお店でもう在庫がなかったようでMサイズが1着しかなかった。

そして、ザックなんだけど前回の深入山では特に気にならなかったが、20リットルのザックだと装備の取捨選択が厳しく40リットル位あると余裕ができそうな感じ。

 

[ミレー] リュック サース フェー 40+5(SAAS FEE) Black-Noir-M
 

 Amazonだとこのあたりが狙い目か。しかし中華ギアが検索に引っ掛かりまくって少し嫌な感じ(65リットルのザックは持っているのだがこれはオーバースペック)

 

あと水分について、

いつも行動中の水分は500mlペットボトルをズボンのポケットに挿している。学生時代に始めた時は色々と試行錯誤したものだがこれ以上の解を見つけられなかった。

当時はプラティパスをテント泊の水分用に一番でかいサイズのを2つ準備したりもしていたが、今後テント泊して縦走するとかにしても2つは要らないな。

 

Platypus(プラティパス) アウトドア 給水用 ボトル プラティ 容量2L 25601 【日本正規品】

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せや、テントほしい。きっと来年の夏には北アルプス縦走をして涸沢カールでテントを張ってるんだ…その前に車検に備えてお金貯めとかないと…

 

恐らく、今年は次回登るかもくらいな感じで終えそうな予感。冬山はあまり興味ないのと装備にお金かかるからな…