フルカウルが好き

Daytona675→ZX-6Rという華麗な移行(間に何かあったような…?)

中学から高校にかけての諸先生方

今週のお題「思い出の先生」、ということで中学高校時代が一番印象的だなってことで思い出しながら書いていく。

初っ端から、僕が理系に進んだきっかけの人から。

中学1年の担任と教頭先生

まず担任は理科の先生で、生物が専門だった。とても実験とか実地での観察が大好きな先生で、その人自身は科学を強制する人ではなかったけど結果的には僕自身が科学に親しみを持つようになったきっかけを作った。まーセンター試験で一番駄目だったのは化学と物理だったけどな!多分、今では学校の名物教師となっていると思われ。

 

そして教頭。厳密に言えば思い出の先生というわけではない。しかし、ある出来事があったのだ。

ほとんどの学校では学校便りみたいなものを出しているはず。で、その教頭先生はその学校便りの中である本を紹介していた。それが

 

Amazonのページを貼るのも販売を助長しているように取れるので画像だけ)

この本だった。当時中学1年生の僕はそんな本があるのかと感心した。そして、とても素晴らしいことが書いているなあと思ったのだった。

しかし、その学校便りを持って帰った日だったか、夕方のニュースで丁度その本が取り上げられていた。それはMBSの番組でちょっと胡散臭いんじゃないの、という内容だった。科学者が水からの伝言?ワロタときっぱり切り捨てているのを見て「何だ、先生でも間違ったことを言うのか」と改めて感心したのだ。

「ニセ科学」を出版するサンマーク出版と『脳内革命』/迫水久常と天理教 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

もし、今の私が似たような内容を友人や目上の人に紹介されれば、苦笑いをしながら適当に相槌を打ちつつフェードアウトでしょうな。

 

ということでこれをきっかけに徐々に科学的思考とはなんぞやと考えるようになったわけである(特に何かしたわけではないけど)。

高校の英語教師N

この先生は背が低く、ややO脚気味な人だったが僕の英語スキルはこの人のおかげで劇的に向上したとも言える。この先生に会ったのが高校1年の後半だったろうか。それまで僕はクラスで英語の成績は全体の4分の3より下だった。

 

当時はドラゴン桜が流行っていた時期で、参考書も色々出ていた。しかし、彼はこの参考書が良いとかは特に言っていなかったと思う。ただ、単語の意味を本当に理解するために英英辞典を持った方が良いといっていた。

そして、受験が近づくにつれ、多彩な大学入試試験の長文や文法問題を出しまくっていた。

多分、やり方自体は普通の教師だっただろうけど、教え方のうまい人だった。おかげで僕は大学時代も高校時代の遺産を活用してTOEICも1回生の時から600を超えて卒業まで好スコアで伸ばし続けた。

www.bbc.com

因みに僕は大学時代TOEIC直前はBBCのニュースを聞きまくり、ニュースの文章を速読し、できる限り短い時間で文章を把握していた。わからない単語だけ辞書で調べていたが、TOEICのために参考書を買ったことはない。

兎に角、彼のおかげで英語嫌いが克服できたどころか、効率の良い勉強方法を編み出せるようになったわけだ、と特段すごいことをしているわけでもないが少し威張ってみる。

 

今までにお世話になった先生のほとんどから色々なことを教えてもらっている。それは勉強に関することも、生き方も、その他諸々もそうであり、感謝の念は抱かざるを得ない。一方で本当に僕自身にとって役に立たなかった先生ももちろん存在している。貶すわけではない。少なくとも、僕には役立つ人ではなかっただけだ。先生が偉いわけじゃあないし。

以上。