曖昧な態度をとるライダーとその行動、そして自発的解禁
とうとう、緊急事態宣言が解除されましたね!これで人の眼を気にせずに県境を突破することができますね!
と考える今週は徐々に仕事場の環境も宣言前の状況に少し戻ったような、人々の気も緩みだしていた。
しかし安心してください、私は最初から気を緩ませておりましたのでマスク強要おじさんに対しても柳のような態度で躱しておりました。
前回記事時点で既にプロ野球は開幕を延期され、現段階では6月下旬に開幕が決まったものの無観客試合ということであるため嬉しい反面まだまだ終わりの見えない段階であることも重々承知ではある。
まあしかし、緊急事態宣言が消えたでしょ?じゃあとりあえずオイル交換してもらおうぜ!ってことでレッドバロンに突撃。
このときフロントフォークのダストシールのひび割れについて聞いてみると、
「これ倒立フォークなんで替えようとするとオーバーホールすることにもなるんで、オイル滲み始めてからでも大丈夫っすよ」
この瞬間、安倍ちゃんのお小遣いはフロントフォークには使われないことになったのだがじゃあどうしようかと却って悩んでいる。
折角の黒色デイトナくんなので金色のチェーンとスプロケにするとか(チェーンに錆が浮いているのが気に入らない)、
ヘルメットを新調するとか(使い始めて4年くらいでメーカーの買い替え推奨時期でところどころ傷んでる)、
しかし実のところ4輪の車検を秋に控えているから半分は残しておきたいというのも本音である…
そういう悩みは一旦忘却の彼方に吹き飛ばしてツーリング、である!
これは4月29日(金)にとうとう仕事が嫌になって前日に「明日休むわ」と言って逃避行を成し遂げた結果である。
もうね、デイトナくんで何処か行かないと死ぬ病かかっているので
— 鎖骨@Daytona675/ミニ3door (@nanzenjibombing) 2020年5月28日
バイクの時間だああああああ pic.twitter.com/N6n0r0xr87
— 鎖骨@Daytona675/ミニ3door (@nanzenjibombing) 2020年5月29日
ここは江の川沿いにあり、広島・島根県境のかろうじて広島側に位置するとても都合の良い場所で鮎とブッポウソウが著名である。
正直なところ、県境で隣県のナンバーを見かけても特に怪しんだり自粛破りだと思わないだろうが念の為島根県に入り込みすぎないようには心がけた。
ここに来たのは鮎をどうしても食べたいという一心だったため。
ぶっちゃけ、鮎は塩焼きで食うのが最もうまいというのは私の考えであり、にしんそばを模倣したような料理であるのを否めないのであるがそれなりには食えた。因みにこの鮎は骨も頭も尾もまるごと頂けます(舞茸の天ぷらが寧ろ爽やかな風味と甘味で美味しかった)
しかもそばだけでは腹が満たされないだろうとおにぎりに唐揚げまで頼む始末(写真左にわずかに見える)なので「餃子の王将」で飯を食べたほうが安上がりで満足だったかも知れぬ。
腹を満たしたあとは鉄道マニアはよく知っているらしい廃線となった三江線の「宇都井駅跡」へ向かう。
ここは通称?が天空の駅であり、コンクリ製の橋脚上に駅があるという非常に珍しいところなのである。
定期的にイベントとかをしているらしいが平日の昼下がりに訪れても近くの畑や田で作業をする人くらいしかいない。
ボケーッとしてそろそろお暇しようかなってときにホンダのベンリイ50に乗ったおっちゃんに話しかけられ、そこから多分30分くらい話こんでしまった。
正直にいうとあまり鉄道には興味がないので基本的には写真を撮って楽しいところという認識でしか無かったけれど、近くにカフェがあって泊まれるよだとかイルミネーションをするんだという話を直に聞いて初めて地方創生だとか村おこしってのを実感したというのもあって何となく好感は持てた気がする。
といいつつ、一番話しが長くなった原因はその方実は某企業でIT部門にいたという人で、パソコンとかOSという単語ができる前からコンピュータを触っていた日本のコンピュータ史の生き字引きのような方で私も職業柄色々と気になったり教えてもらいたいことがあったので宇都井だとか田舎暮らしの関係ない話が一番おもしろかった。
※名前を最後教えてもらったのに名字を忘れてしまった。多分この組織に関わりはある人だと思う
因みにこの宇都井駅跡はトイレが男子用小便器と男女共用のボットン便所があるので安心して用を足してほしい。私はお腹を下しそうになって危なかった(ボットンなんてうちの婆さんちでももう無いぞ…)
あとは↓に気に入った写真を上げました
最後に、この宇都井駅が実は島根県の邑南町に属しているらしいので人によっては石でも投げてたかも知れないね!