梅雨のらしくない一日
梅雨に抱いている印象って6月だったんですけどなんで5月から始まっちゃうかな~
って感情を抱く5月の後半。
GWの余韻も消えつつある中で、仕事でのストレスがマッハで溜まる激アツ週間を何とか乗り切った日曜日は晴れていた。
うん、これはいざ参らん。
ってわけで昼飯を自宅で軽く済ませるとバイクに飛び乗って出かけた。
行き先は奥出雲おろちループと出雲坂根駅。
県境までなら昼からの出発でも適度な時間と距離なのである。
CB1100飽きたとかほざいててもバイクを走らせることが楽しいのは変わらんな
— 鎖骨@CB1100とMINI3Doors (@nanzenji_aka) 2021年5月23日
てか暑くね?
— 鎖骨@CB1100とMINI3Doors (@nanzenji_aka) 2021年5月23日
30度って目撃したんですけど pic.twitter.com/G95MJ8t9x7
あっという間に奥出雲おろちループへ到着。
本当にいい天気だ。
ループ橋の広島県側に道の駅が所在しておりそこでしばしの休憩をとる。
あまりにも暑いので行きがけのコンビニでアイスコーヒーを飲んで麦茶を買ったのに三ツ矢サイダーを買い足し、一思いに飲み干した。
このループ橋のある国道314号及びこれと接続する国道183号はいつも蒜山へ向かう際や近くにある比婆山への登山口へのルートでお世話になっているんだけど、ここのワインディングはいつものことながら気持ちが良い。
えぐいヘアピンとかキツい急坂もなく、その上交通量もさほど多くないのでバイクにはうってつけではないかと常々思う。
さて、奥出雲おろちループを通り抜け島根県側に入るとすぐに見えるのが出雲坂根駅(と延命水)である。写真は広島県方向を向いているけど情報量が多い…
この駅はスイッチバックがあることで有名らしいってわけで行ってみたが駅からはそういったものは見えず、やはり実際に乗ってみないとわからないんだろうな。
実際に駅前はローカル線の寂れた駅に似つかわしくない駐車場があり、ここから列車に乗ってまたここへ帰ってくる人が少なくないことを想像させる。
といっても2時間に1本?くらいの運行間隔なので綿密に計画を建てないとしんどいかも。
スイッチバックも見えず、一足早い夏の日差しにうだっていたので駅にある延命水の源泉を手酌で頂いたり顔を洗ったりしていると、
汽笛が聞こえた。
1日に何本も来ない列車が今まさにスイッチバックを使ってこの駅にやってきたのだ。
珍しくもないだろう列車だとしてもスイッチバックを使って降りてきたことを想像するとつい気持ちが高ぶってしまい気づけば写真を撮っていた。
奥出雲おろちループに来たらスイッチバックの駅で列車と遭遇した! pic.twitter.com/moWv890dY1
— 鎖骨@CB1100とMINI3Doors (@nanzenji_aka) 2021年5月23日
このときに面白かったのは乗客が降りてデジカメやスマホで駅と列車を撮っている中、一人猛ダッシュで駅ホームを出ると延命水の源泉からペットボトルで採水し、また駆け足でホームへ戻っていった彼である。
彼が列車に戻った後も数分は停車をしていたのであんなに走る必要は無かったろうに…しかし同じ立場だったら私もそうしただろうね。
って自分も採水できる容器が…まだ麦茶のペットボトルが半分以上あるのにこれを飲み干してとか捨てて…は駄目だな。道の駅で買った三ツ矢サイダーを飲み干さずにここで飲みきれば良かった。
仕方ない、また今度採りに来よう。
さて、ワンマン列車が島根方面へ向かうのを見送ってから私もこの駅を後にすることにした。
この辺りは典型的な日本の山間部の田舎である。
石垣で段々状になった田んぼ、ベンガラ色の家々、山と山の間にS字を作る川、その川沿いを並走するローカル線。これらを一度に堪能できるわけである。
こういう景色にCBはよく似合う。
………
……
…
いやDaytonaでも似合うわこれ。
とまあそんな具合で日曜の昼下がりを堪能しましたとさ。