フルカウルが好き

Daytona675→ZX-6Rという華麗な移行(間に何かあったような…?)

ヤマノススメに感化されて広島の山に登る

このところ登山をしたい欲が高まっており、できれば北アルプスの槍とか常念岳とか南アルプス北岳とか仙丈ケ岳とかに登りたいなーと思っているものの、長期休暇も終わり広島から上高地や広河原に向かうのは時間もお金も非常にかかるので悶々とするのである。

というわけで、近隣の山にターゲットを変えるわけである。

もちろんアニメのヤマノススメには一切登場しないのでイマイチ熱が上がらないのはあるけれど、登山をするのにきっかけは必要としてもどのみちあおいやひなたと一緒に登ることは不可能でもあるのでただ趣味としてモチベーションを高めておく。

さて、今回向かうことにしたのは深入山である。

www.jac.or.jp

深入山は↑のページにもある通り、標高はさほどもないけれど山全体を草原に覆われた如何にも簡単に登れそうな山である。まさしくまん丸お山に彩りを、というような塩梅でありきついところもなさそうで久々の登山にはうってつけの場所と考えたわけである。

実は広島県最高峰である恐羅漢もすぐ近所にありそちらのほうがやりごたえはあるかもとも考えたのだけど、復帰戦にはややきついかもと考えて深入山を選んだわけである。

 

さて当日。

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バイクだよ!!!

登山をしに行くのにDaytona675で行ってはいけないというルールはないし大体深入山の界隈って広島のバイク乗りにはまあまあ有名なツーリングスポットなんですよねー。

というわけで日帰り登山にぴったりな20リットルのザックを背負って出発である。

 最寄りのICまで山陽道中国道を使い、一度ポプラで休憩。

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ここで小さいとはいえザックを背負ってバイクで来たことを後悔し始める。

(これ登山する前に疲れてる気がする…)

しかもこの日は少し雨に降られていたので山用のレインウェアを着てバイクに乗ったものだから風を体に浴びれずに不快感が増加しまくっているのである。

しかしここで引き返すわけにもいかないのでおにぎりを食べ再び前進。

そして下道を暫く走り登山口のある深入山グリーンシャワーまで到着

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オートキャンプ場もあるのでキャンプツーリングにもいいかもしれない。

www.ikoi-hiroshima.jpしかしバイクが俺以外誰もいないじゃないか…

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てか天候が悪いせいか車も数台しかいないし※この後徐々に晴れ始め車も増えていった

当日の恰好は

  • モンベルの20リットルのザック
  • Milletの小さいウェストポーチ(普段のツーリングで使用、バイクでも邪魔にならず優秀)
  • キャラバンのトレッキングシューズ(バイクシューズ兼用、意外と使いやすかった)
  • カーゴパンツ(横のポケットがニーグリップの箇所に当たって痛かった…)
  • 速乾性のあるユニクロシャツと長袖アンダーシャツ
  • RSタイチの夏用タイツ
  • 米軍向けのトレッキングソックス
  • マルチカモのブーニーハット

登山用具とバイク用具の融合した感じで我ながらうまく纏められたと感心し登山開始である。

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南登山口から登りはじめ山頂に到着後はカップヌードルを食べてそのまま西尾根休憩小屋経由で南登山口に戻ってくるルートをとる。

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セラピー…?最近疲れてるし丁度いいな。

しかし30分ぐらいすると靴下と靴の相性が悪かったのか靴擦れを起こす…ちゃんと登山用の靴下にすればよかったと後悔。

しかし段々と雨雲が山の上から移動し始め周囲を見渡せるようになり気分も上がってきた。

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なお出発の10分前くらいに先に登り始めた老夫婦がいたのだが、10分くらいでパスした。若者の体力を見せつけてやった。

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秋の装いが心を落ち着かせる。ボッチでも安らぐなあ…

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はい到着。

奥に見えるのはおばさんグループ。特に会話はしてません。

そのままストーブとクッカーを取り出しお湯を沸かしてカップヌードルを食べる。

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ふとスマホをみるとYAMAPの通知が来ており、近くにユーザーがいますよ!と教えてくれる。

ちょっと気まずいんですがそれは。

yamap.com便利だし使うけどさ。

ポジティブな感じのHPで眩しすぎるぜ。山ガールと北アルプス行きたいなあ…

さて腹ごなしを済ませるとおばさんグループを横目に下っていく。往路と違うルート(林間ルート)であるのでしばらく行くと雑木林を進むことになる。

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アイスボーンが出たのもあってMHWをやりまくっているためめっちゃ薬草があるように思えてならない。

往路よりは長い距離ではあるので少し時間もかかったが天気が良くなったので気持ちよく下山することができた。あと下りで膝が怖かったんだけども特に何事もなく終えることができた。

 

下山後はすぐ近くにあるホテルで風呂に入る。

www.ikoi-hiroshima.jp

小学校のころに修学旅行泊まったホテルに似ている気がする。

 

バイクツーリング+登山という計画をしてみて、

  • トレッキングシューズは意外とバイクに合う
  • ズボンは登山用を着たほうがいいけれどカーゴパンツニーグリップに要注意
  • 登山用レインウェアを着て高速道路は走らないほうがいい
  • ザックを背負ってのバイクは日帰りでも避けたい(SSだとしんどい)
  • 頑張ればテント泊も組み合わせられそう(中国地方にテント泊するような山があるのだろうか?)
  • てか車でいくのが一番いいやん
  • シートバッグは1泊2日程度の大きさのを取り付けたほうが色々とモノの準備が捗る

結論、悪くないぞ。

いつかバイクで北アルプス登山もしに行きたいがDaytonaでもできるかな…?

 

初秋の蒜山・大山に向かう

3連休の最終日、朝方の空気は最早暑さを感じさせない季節になったことを実感する午前6時半にシャワーを浴びていた。

ツーリングに行くためであるけれど、今回は久々に規模の大きいものであるので念入りに準備を進めていた(といっても合計8名だからマスツーリングというほどでもない)。

集合には少し早い時間に自宅を後にし、体の調子と愛車の状態を一応確認しておく。まあ大丈夫なようだ。

果たして集合場所に到着すれば大半のメンバーが集まっており、缶コーヒーを一本飲み干せば出発だろうという良い塩梅。

缶を空にしつつ上司の新車を外装慣らしの痕を冷やかしていれば全員が揃っている……

いや一人いなくね?

おらんな。

もう5分以上経ってるんですがなんでいないのかとぼやきつつ電話をするもコールが2回、3回……諦めて切ろうとしたときにやっと繋がった。

「おはようございます、もうみんな揃ってますよ」

「うん、今でるとこ。ごめんだけど少し待ってて」

後で聞けばただの寝坊だった。この人も随分と先輩なんですけどね。

 

出だしからつまずいたなー、蒜山は下道で行けば結構遠いから(休憩込みで4時間は見ておきたい)早く出発したかったんだけど。

そう思いを巡らせながらグーグルマップをセッティングして出発。

天気は良いし、空気も澄んでいるのでまさしくツーリング日和。

すると

(グーグルマップがいつもと違うルートを示している?こっちのほうが早いのか)

と従来と異なるルートを導かれるまま選択、

そして、

ナビの通知を見落として、

まっすぐひたすら進んだ結果、

蒜山とは明後日の方向に向かい、

気づけば30分のロス。

 

まあそういうこともあるのがツーリングであり人生。

 

時間をロスしつつも秋晴れの中国山地を走り抜けていく。

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しかし、蒜山高原が近づくにつれ天気は暗さを徐々に増やしていくのである。

そしてとうとう蒜山で雨に打たれたものだからむしろ寒い。

どうやら大山を中心として雨雲が集まっていたようで、ジンギスカンを食べアイスクリームを食べた後に蒜山を退散すると雨とはおさらばできたのである。

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しかし、相変わらず先導するたびに遅いとか速いとかいろいろと言われっぱなし…※前者は250/400のninjaやCBR。回しまくれて楽しそうやなー

 

あと、中華インカムを3人持っていたのだけれどどうもペアリングがうまくいかず、壊れたのか偶々不具合があったのか、イマイチな気分でツーリングを終えることになった。

 音はそこまでひどくもないのだが。

 

ところで、ぼちぼちキャンプツーリングもしてみたいとも思い少しずつ道具をそろえていたところでとうとうシュラフを入手したのである。

シュラフなんてAmazonで数千円で買えばよいかと思っていたのだけれど、どうにも昔登山をしていたせいか山でも使えて羽毛100パーセントの小さくなるやつが欲しかったものだから新品だと2,3万するので二の足を踏んでいた。

しかし、とうとうISUKAの3シーズンシュラフを入手したのである!

 

多分↓の旧モデルである。

www.isuka.co.jp

もしかしたら3シーズンは無理かもしれないが、山登りだと夏以外はテント泊しないだろうからこれできっといいはず。

あとは、バイクの積載装備とテントである。

 

続・色々あった件、と約1年ぶりの日本海進出

 

nanzenji.hatenablog.jp

 前回のエントリでは真夏日に大汗をかいてバイクを押した努力も空しく修理後2週間で再度入渠する羽目になったわけでした。

まあ流石に一度修理したものが幾何も経たないうちに故障してしまったのはバイク屋にとっても予想外というかやばい案件であるのは想像に難くない、というか電話口に聞こえる声も恐縮しきりなのであまり文句は垂れなかったですけど。

しかし、流石に今回の一件は心が折れそうになりましたね…Daytona675は好きなんでけどこうも故障や不具合が多くてそのたびにお金が飛んでいくとなると国産車に回帰したくなるかも。

…新型ZX-6Rなんかかっこいいし使い勝手良さそう…VFR800もええなー

 

結果、前回の修理の時に分解修理をした際に廃線がショートしていたとか。詳細はあまりわからなかったけど発電機からバッテリーに至る配線のどこかがだめだったらしい。

 

むしろよく羽山第2トンネル行ったときは持ったな。あの時の時点でダメだったはずなのに。

 

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↑何も知らずに順調と思っているとき

結局レッカーされたので車検も修理後にそのまましてもらうことになったので俺はバイクを託しながら長期出張に向かったのでした。

以上6月の話は終わり!

 

7月。

無事に帰ってきた。俺もバイクも。

で、何となく日本海側へ。というか故障前に行こうとしていた計画を再度実行しただけ。

 鄙びたという表現の相応しい温泉街で、有給を取って月曜に行ったせいか人影はほぼ無かった。

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しかし人が全然いないということは温泉を独り占めできるということであり、実際入ったときは一人もいなかったし誰かあとからくる気配もないからやりたい放題やー、とちょっと一人はしゃいでいたら、

おっさんが入ってきたので終了。

しかし源泉かけ流しの、熱めのお湯の、炭酸泉だったもんであまり長湯もできないものだからどのみちさっさと上がったんですけどね。

このあとは雨が心配で高速を使って広島に帰った。

まあ結局4、5回くらい雨に降られたけれどびしょびしょにはならずに済んだ。

 

およそ1か月半ぶりの運転(前もそんなこと書いたような)、車検帰りというのもあるのか感覚としては少し違和感があったのだ。

なんだかエンジンが引っかかるような…よくわかんないけど。

 

けどこれで今度こそ次の車検までは安泰…!のはず!