冬が来ていないし裾上げしとく
年も明けてそろそろ1か月たつ頃ではあるんだけれど、
寒くないな、今冬は。
というのも先ず雪が降らぬし、道が凍らぬし、ガチ装備じゃなくてもツーリングに行けてしまう。
そう、1月だけで3回ほど日帰りでぶらり出掛けているわけである。本来であれば寒さに打ち震えながら偶にはバイクを動かすか、と無理矢理に跨って走らせていたというのに今回はバイクに乗りたい、と思って乗っている。
本来であれば、スノボに足繁く通っているのが通例だったのだが今年は全国的に暖冬という話で、広島県も例にもれずゲレンデは壊滅的な状況を呈している。辛うじて営業をしているところに行っても、
他にやっているとこがないので人がとても多い。
雪がない中無理矢理コースを作っているためコンディションは極悪である。
もう、バイクしかない!あとゴルフ!
そんな状況の中、ちょっと裁縫をやってみた。
しばらく前に買ったバイク用ジーンズ。コミネ製の伸縮性に優れたプロテクター入りであるのだが丈が長い…
元々これの一つ小さいサイズの
Mサイズを持っていたのだが、洗濯して縮んでしまい非常にスキニーなことになってしまい泣く泣く処分したのである。
その反省を活かして1つ上のサイズを買ったのだが、足の長さが日本人体形であるため裾がとても余ってしまった。
そこで、
こいつを、
裾上げした。
どうもジーンズの裾は2回内側にまくり上げてやれば良いらしく、これなら自分でもできるとやってみた次第である。
久しぶりであったのでやや不格好にはなってしまったけれどどうせ気にしないので問題なし。てかぱっと見わからんでしょ。
一つ残念だとすれば、裾を一つまくり上げたところにリフレクタがあったのが、裾上げのために切り捨てざるを得なかったところ。
一応、言い訳ではないけど縮んだMサイズがだめだったのはウエストがダメだったのではなく、足が、というか太ももが太いというのがほぼ全てでして。今でもユニクロのチノパンが太ももで引っ掛かる程度には太ももがでかい。
更に、暖冬に相応しいものも買った。
いわゆる防風インナーってやつ。
山城(yamashiro) BodyRegulator バイク用インナーウエア YKM-204 防風インナーパンツ(トレンカ) ブラック Mサイズ YKM-204BK/M
- 発売日: 2017/09/30
- メディア: Automotive
で、裾上げしたジーンズと防風インナーを試しがてら禅寺へとやってきた。
ここは佛通寺というところで、紅葉の名所なんだそうだが余所者の自分にはとんとわからぬ上に当然全て紅葉は無くなっているので寒々しい場所という印象しか受けなかった。
次は新緑芽吹く季節に訪れたいぜ。
その翌週は某ダムへとやってきた。
どこやったっけなこれ。ちょっと有名らしいですよ。
この日は結局山側だけで終わらせようと思ったのに我慢しきれずに三原の海沿いにある公園まで行ってしまった。
この2回のお出かけを通じて、
ジーンズイケるし、防風インナーもまあまあイケる。
というわけで冬一般装備にそれぞれ昇格決定。
その翌週は流石にのんびり過ごそうと思ったんだが、何となくオイル交換をしたくなったのでRDBRNに突撃したった。
まあ大した話もないんだけど、このお店は3階建てで1階が中型、2階が大型、3階が整備預かりや納車待ちのフロアになっている。その1階になにやら珍しいものが、、、
こいつは、、、欲しい人は欲しいかもしれないな。
GPZ400F2ってなんか強そう。バイクの系譜で扱ってる?
ありましたわ。
で、その翌週には瀬戸内沿岸にあるとびしま海道に行ってみようと思い立った。特に理由はないけれど、牡蠣かみかんを買って帰りたかった。
ここは歴史的景観保存地区?というやつでかつては来泊する船でにぎわったとか。
ここに至るまでは海岸沿いを走る快走路、と言いたいところだが微妙に知名度のある場所なのでゆっくり運転されるサンデードライバー様たちに出くわしがちなので意外とつまらない…ただツーリングまっぷるにはちゃんと載っているので是非是非訪れてほしいところでもある。
結局牡蠣を買うことはできなかったのでみかんを買った。
呉~三原の瀬戸内沿岸は牡蠣の養殖が盛んなんだけど、バイクで来る人がふらっと立ち寄って1つ食うとかいうところはあまりなく、生牡蠣発送の看板は多く見るけど食事スペースを設けたようなのは殆どないのである。
一応、海沿いにちらほら牡蠣小屋という名での焼き牡蠣が食える店はちらほらあるけど…
最後に、もう一昨年になった西日本豪雨の現場はまだ山沿いを走るとそこかしこに見られる。
この写真は三原の山中にあった建物の被災跡で、ここはだいぶ片付いたように見えるけど、場所によっては被災した状態で放棄されたようなところもあるのでバイクで通りかかるたびに残念な気持ちになる。
所有者に片付ける気がないのか、それとも資金がなくて諦めたのかわからないけれどまだ復興が終わってないんやな、と感じさせられる。
最後の最後に、
そろそろ30000キロが見えてきたぜい(オイル交換のときの)
色々とパーツ変えたいな…
瀬戸内の陽気を求めるのは瀬戸内沿岸ライダーの性
前回投稿から随分経ったなあ…と思うこの頃、部署の忘年会も終わり今年のバイクもそろそろ納め時と思うわけです。
前回は山登りの話↓
事実、12月頭に尾道へツーリングに行った際には朝方はオーバーパンツを穿いていたことにほっとする程度には寒さの堪える季節であるわけで、春が来るまでバイクなんか乗らねえよって人もいっぱいいるんですよね。
いや、東北民に比べれば山陽地方ってすごく暖かいと思うんですけど、自分の住んでいる地域は海抜200mくらいあるらしく地味に寒い。
けれど日中は確かにオーバーパンツを穿くほどでも無い天気だからこれまた難しいわけですよ。
まあ前置きはこれくらいに、バイクの話をするのも久しぶりであるので書き連ねていく。
大きめのシートバッグを買った件
Daytona675を買ったときにZZR400で使っていたシートバッグが使えないと思い、サイドバッグを買ったんだけど取り付け取り外しが面倒で、長距離ツーリングがあまりない自分にとってはただただ宝の持ち腐れ状態になっていた。
しかし、タナックスのバッグならSSみたいなのでもイケると知ったので直ぐに買った。
取り付け用のベルトがなんか素晴らしい。↓こういうやつ。
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これで距離に応じてバッグを付け替えれば問題なしじゃね?ということで小さいやつも買おうと思っている。
流石に長距離の荷物の多い時以外につけっぱなしで走るとすごくダサく感じてしまうんでね…
この時は三次ワインが欲しくなってちゃんとワインを入れたのでセーフ
尾道にツーリングいった件
正確には三原~尾道でそれぞれ焼き牡蠣・尾道ラーメン・尾道のコーヒー・レモンケーキを求めていったわけである。
この日は朝は曇りがちながら10時過ぎにはすっかりお日様が出てオーバーパンツを捨てたいくらいには暖かい日和だったので、千光寺を登ると汗が全身から噴き出る始末。
焼き牡蠣は三原の市民チャリティバザーみたいなところにバイクの恰好をした野郎で来たので存在感が浮いていた気がするけど気にしない。
お皿が何かの容器の蓋で調味料は無し。
お兄さん曰く「味が濃厚なのでしょうゆとかは要らないっすよ!」お醤油を準備し忘れたんじゃないよな?いやとても濃厚で旨かったんですけど。
しかし、牡蠣では腹が膨れぬが故そのまま尾道へ進出。この時点でオーバーパンツを捨てたいと思ったのが3回目。
この日はやたらどのお店にも人が並んでおり、朱華園なき今は群雄割拠の時代なのかと勝手に解釈しつつ適当なお店(行列が少ないお店)に並んだ。ちょうど連れの2人はドラクエウォークを消化していた。
で、軽く尾道浪漫珈琲でアイスコーヒーを買った後に、千光寺へ徒歩で向かう。
既にオーバーパンツはバイクに畳んで置いていたが、ジャケットも前を完全に開いて積極的に空気を取り込むスタイルであったという。
やっぱきれいやわー
といった感じでとてもポカポカした陽気だったために、体温調節の難しい季節なんですね。
タイヤが擦り減ってきた件
変える。以上。
なお、右側(写真の通り)が左側より擦れており、右コーナーより左コーナーが苦手な気がすると思っている裏付けができてしまった。
最後に
神々しいDaytonaと猫。
秋の装いを未だ拒む比婆山
前回に引き続き、登山の話である。しかもバイク要素ゼロ。
比婆山
深入山でリハビリを終えた私ではあったがこれから冬に向かう季節なうえに、大好きな北岳や行きたいとずっと思っている仙丈ケ岳からは遠く広島県に住むこの身ゆえ、近場で今年はあと2回くらい行けばいいかと思っているのである。
そして前回のレベルよりはもう少し難易度を上げてもええかな、ということで表題の通り比婆山に行くことに決めたわけである。
比婆山とは、
比婆山(ひばやま)は、日本神話においてイザナミが葬られたと記される地である。
以上ウィキペディア。
実はイザナミの墓所というのを知ったのが登り始めた後、姉からのラインで知ったのは内緒である。てか比婆山って他んとこにもあんのか。
とにかく比婆山の周りにも色々と山々が連なっておりちょっとした縦走もできそうなのでこれに決めた!
※ちょうど先日買った山と高原地図「大山・蒜山高原」にルートもあったので
山と高原地図 大山・蒜山高原 三瓶山・比婆山・道後山 (山と高原地図 55)
- 作者: 昭文社地図編集部
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当日の話
さて当日、県民の森公園に到着した私である。
来る途中も感じていたことだがまだ紅葉の気配がさほど感じられず少ししょんぼりしたのだが、裏を返せば人もめっちゃ多くないことでもあるためある意味で気楽な感じである。
大まかな流れは以下の通り。
10時 出発 県民の森
↓
牛曳山登山口
↓
牛曳山山頂
↓
伊良谷山
↓
毛無山
↓
↓
↓
15時 下山 県民の森
※詳細はYAMAPにて
本当は地図にある山域全て(今回は吾妻山と立烏帽子山にはいかなかった)をめぐりたかったけど、出発時間が遅かったため断念。
行くなら現地にキャンプするか車中泊して朝の7時くらいから登り始めたほうがいいかも。
牛曳山~伊良谷山にて木が根っこから倒れていたのは、あの台風19号のせいとは思えなかったが今回一番緊張した場面だったかもしれない。
味わい深い字体に味わい深い山名である毛無山山頂にて。
山と山の間は樹林帯のため景色が良いところはほぼなく、大して距離もないために必然的に山頂でのみ休憩をとる。これは他のパーティも同様だったようだ。
今回は時間を詰めた計画だったのでストーブは使わない予定だった。
ただし、万一の事態に備えてダウンジャケットとともにザックの中に押し込んではいた。
実際各々の山頂は風の吹き曝しであり、いくら晴れていてもこの季節では10分も半そでのままでいれば体が冷え切ってしまいそうになる。
烏帽子山から比婆山に向かうと巨岩がちらほらと在り、その一部は木を生やして何か荘厳な空気を醸し出しており、これが神域なのかと一人感動した。
賽銭を出すのが面倒だったのでお参りだけしておく。イザナミを祭った神社ってあまり知らないかも。
お参りの後は県民の森に向かうルートをとりそのまま帰還。
近くに風呂を探して入ろうと思い県民の森公園センターへ聞きに行くつもりで向かうと日帰り入浴の文字を発見。
すぐさま車から風呂セットを取り出して600円を受付に支払い入浴。
心身ともに清め終えると心地よい気分で帰宅。
装備の振り返り
装備の話をすると、
前回靴擦れを引き起こした靴下を諦め昨年に焼岳を登るために買ったのを履いた。
これでいける!と思ったのだけれど、やはり左踵に少し靴擦れを認めたためどうも左右で足の運びに違いがあるのかなー
ずっと左膝に違和感を抱えながらランニングとかをしているので気を付けてはいるのだが…
あと、今回はズボンも新調した。
store.workman.co.jpめっちゃ良かった…!通気性いいし、動きやすい。
冬のバイク用品ではよく話題になるワークマンだけど、登山用途も中々良い。ただお店でもう在庫がなかったようでMサイズが1着しかなかった。
そして、ザックなんだけど前回の深入山では特に気にならなかったが、20リットルのザックだと装備の取捨選択が厳しく40リットル位あると余裕ができそうな感じ。
Amazonだとこのあたりが狙い目か。しかし中華ギアが検索に引っ掛かりまくって少し嫌な感じ(65リットルのザックは持っているのだがこれはオーバースペック)
あと水分について、
いつも行動中の水分は500mlペットボトルをズボンのポケットに挿している。学生時代に始めた時は色々と試行錯誤したものだがこれ以上の解を見つけられなかった。
当時はプラティパスをテント泊の水分用に一番でかいサイズのを2つ準備したりもしていたが、今後テント泊して縦走するとかにしても2つは要らないな。
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せや、テントほしい。きっと来年の夏には北アルプス縦走をして涸沢カールでテントを張ってるんだ…その前に車検に備えてお金貯めとかないと…
恐らく、今年は次回登るかもくらいな感じで終えそうな予感。冬山はあまり興味ないのと装備にお金かかるからな…