フルカウルが好き

08年式Daytona 675を振り回しているようで振り回されている気がする

LEDウインカー換装不完全マニュアル(バイク、Daytona675編)

 

nanzenji.hatenablog.jp

本記事は主にウインカーのLED化についてである。

 選定した部品の素性については前回を参考にされたい。

 

 

LEDウインカーの取り付け

部品は無事に届いたので早速リア側のカバーにつけてみた。

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リア側ウインカーを仮付。ボルト穴を塞ぐアダプタが着いているが着けたままだとカバーを留めるボルトを付けられなくなるので使ってはいけない

前回記事ではボルト穴の径が何だとか色々と言っていたけど半分間違っていた。

リア側はカバーを留めるボルトはそのまま使うし、ウインカーも配線の通していた穴にそのまま突っ込むし、ウインカーの固定はカバーを介して付属のナットで留めるのである。

 

取り付けるのに圧着工具セットが必須だったので(ハイフラ防止抵抗を挟むため)、予めホームセンターでエーモンの初めてセットみたいなのを購入。

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エーモン製の初心者セット?

先にウインカーをカバー側に固定して、その後にウインカーの線をある程度の長さに切りギボシ端子を取り付ける。取り付け方や作業手順は以下のサイトがすごく参考になった。

ギボシ端子の正しいかしめ方(付け方)(1/2)

 

そして抵抗を接続して元々のウインカーが繋がっていた車体側の線に抵抗の線を取り付ける。圧着端子は着く向きがあるようなので付ける前に実際にどうつけるかをシミュレーションすべきだと思う。

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配線の確認をしつつ抵抗の繋がりや抵抗値も確認

といっても結局は順番をミスったり手戻りが発生したために圧着端子が足りなくなってフロント側を着ける時に買い足す羽目になった。

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買い足したギボシ端子

なおウインカー~抵抗~車体配線の繋ぎ方は基本は黒がグランド(マイナス)側で他の色が電源(プラス)側と考えて良いが買った抵抗に繋ぐ向きなどがあればそれに従うべきだ。 

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実地にて調整しながら端子を線に付けていく

因みにリア側は元々のウインカーが刺さっていたところにLEDウインカーを刺すような感じになるがカバーを閉めるためにボルトは流用する。

またハイフラ防止抵抗を間に入れるせいでカバーに配線が入り切らなくなるのでナンバープレートのステーの裏側に抵抗と線を固定しておく。

 

フロント側は留めているボルトが不要になる代わり、LEDウインカーアダプタ(ボルト穴を隠す用)をセットしておくと良い。

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フロント側ウインカーの取付状態(付属のアダプタでボルト穴を隠している)

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サイドカウル裏側(ウインカー自体がナットで固定されるので元のボルト穴が不要になる)

取り付けについては見切り発車で何となくで進めるのではなくしっかりと仮組みをしたりシミュレーションをしたほうが身のためです。でないとボルトをなくしたりカウル組み立てで混乱したり…※カウルの分解は以下URL参照、めっちゃ参考になりました。

modalsoul.hatenablog.jp

streetriplenglish.blog.fc2.com

 

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カウルを剥いた状態

ハイフラ防止抵抗について

基本的にはLED対応のウインカーリレーに交換すれば気にしなくていいんだけど、ズボラ系男子な人々や省電力ってなにそれ?って人は俺がやったようにウインカーと車体側配線との間に抵抗を挟む。

WebikeでLEDウインカーを見繕うとサジェストでレジスターとか抵抗って名前で出てくると思うのでそれを使うってことでいいんですけどね、ちゃんと確認して計算しないとイケませんよって話なのである。

www.webike.net買ったのはWebikeのPBっぽいこれ(2個入り)を2セットだったのだが結論から言うと使えなかった。

正確に述べるとエンジン停止中orアイドリング中(エンジン回転数一定以下)でハイフラが発生をするのだ。

適当に買った結果がこれなので別の定数のを買い直す羽目になった。

※買い直したのは10Ω×2

 

そんな反省をしつつ定数決定のからくりを理解してきたので今後似たようなことで困ってしまった人のためにもここに算出方法を書いておく。

基本はオームの法則(V=I*R)と電力P=I*Vだけで判る筈。わからんって人は頑張れ。

 

ハイフラ防止レジスタの定数決定手順

手順は以下の通り。

  1. 元のウインカーのワット数を確認する(2008年式Daytona675はウインカーをばらしてみると「10W」と書いてあった)
  2. ウインカー1つあたりの抵抗を算出する(電源電圧12V、10ワットからウインカー1つあたりの抵抗が14.4Ωと出る)

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基本的にはこの14.4Ωに近い抵抗を探すと良い。Amazonだとこれかな。

 

あれ?お前買い直したの10Ωやん!って指摘については、間違えて購入した27Ωは4つ全てに着いているけどカウルバラしもうしたくねえ!後ろの2つだけ換えようってことで27Ωを2つ着けたままの場合どれがええねんと計算した結果である。まあ最初から原理を知ってきちんと計算をすれば27Ωを買うことも無かったのだが…

 

 ハイフラの原理(電気が苦手な人でもわかるかも?)

ハイフラが発生する原理を調べると電流値を見ているらしいとのこと。

大体以下の通りに考えてみる。

  1. リレー(電源)からみたウインカー全体の抵抗値を算出する(先程算出した抵抗値からウインカーが4つ並んだ並列回路を考えると3.6Ω)
  2. そのうちの1つが球切れを起こしたと仮定する
  3. 4つ並んだ並列回路はウインカー3つの並列回路に変化する
  4. ウインカーが1つ減ることで回路全体の抵抗値が増加する
  5. リレー側で電流値の変化を確認して点滅周期が変化する

 

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死ぬほど電気回路嫌いなので仕事だけでなく趣味でもこんなこと計算するなんてねえ…

 

さて、今回デイトナくんに起きた以下の3つの事案について最後に説明すると

  • エンジンオフ時はハイフラ発生する
  • アイドリング中はハイフラ発生する
  • 走行中(一定回転数以上)ではハイフラが発生しない

27Ωを4つ取り付けた状態で回路全体の抵抗値は純正取り付け時より大きくなっているのがこれまでの計算からわかるはず。即ち通常状態ではリレーが球切れを判定し得る状態に陥っている。

しかし走行中は供給される電圧が高くなる(ジェネレータにより発電される)ため、供給される電流量が多くなる。そのためハイフラが走行時には発生しないということなのである。

 

 LED自体の抵抗について

ところでLEDの抵抗値は考えなくて良いのか?という疑問が出てくるかもしれないが、ここはややこしい話で

  • LEDはダイオード(整流素子)である
  • LEDはある一定の電圧が掛からないと発光しない(電流が流れない)

そのため用いる際は抵抗やらを先に挟んだりしている。自分もあまり理解できてないのでとりあえずLEDの抵抗は考えなくて良いとしてほしい。

…しかし仕事(電子回路)ではLEDは電流を食う素子扱いなのに車バイクだと省電力化!ってのが違和感を覚えてしまうね。

チェーンとスプロケット

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はい、変わりましたとも。やっぱ赤男爵さんに頼むよねー。

 

結果について

ここまで書いておいて未だウインカーについては正常に動いてないんよね。

ドヤ顔して「10Ωを使う」なんて書いたけれど、届いた抵抗が思いの外大きすぎるのよね…これではさすがに付けるのがしんどいんやわ。

 

一応最終的な解決策を案じているのでこんどこそこれで完成だ!という結果にたどり着くはず。

 

乞うご期待。