フルカウルが好き

Daytona675→ZX-6Rという華麗な移行(間に何かあったような…?)

単独行の醍醐味を堪能する方法

GW、皆さんご存知ですよね?

そう、ジョージ・ワシントンのことです。

アメリカ合衆国初代大統領のことであり、桜の木を切ったとか切ってないとか。

 

というしょうもない話はこれくらいにして。

去年に引き続き広島県を一歩も出ずにおとなしく…ということはできず一人ふらりと旅に出ました。本来は4月半ばには別府温泉の安宿で止まって温泉を堪能して佐多岬に渡ったら四万十川でも行こうとも思いましたが、世間の空気感に中てられ断念。

 

今回の大まかなルートは以下の通り

広島→津和野→萩→秋吉台宇部→広島です。

 

 

因みにグーグルマップのタイムラインを確認すると総移動距離465kmと500に届かず少し残念な気分に。

ところで今回の主な目的として日帰り長距離ツーリングを設定したのですが、本行程の中でサブミッションを幾つか定めていました。

  • 津和野でうずめ飯を食べる
  • 何処かでお土産を購入して家で食べる
  • 日本海を見る
  • 瀬戸内海を見る
  • 地ビールを購入する
  • 宇部新川駅に行く

さて幾つ達成できたでしょう?

出発~津和野まで

午前8時、連休に入ってからの悪い天気も感じさせない五月晴れ。

 

結果的にこの日に決行して正解だったのは翌日と翌々日の天気の悪さからも痛感したのですが、本当におもろない連休でしたね。

 

さて今回は広島市内を抜けR186途中のスパ羅漢で小休止のあと、酷道R434を突破してひたすら山道を抜ける道のり。

津和野までたどり着く頃には11時過ぎであり、少し早めに昼食を摂って日本海へ抜けたかったので計画通りに事は進んだわけです。

 

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さて、昼食は「遊亀」でうずめ飯。

刺身こんにゃくうめえ。うずめ飯うめえ。お吸い物うめえ。

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うずめ飯食べに来たはずなのに気になったのがお吸い物。

じゅん菜と桜の塩漬けだけのシンプルなもので、しかしこれが素晴らしい。

 

「遊亀」は生簀が床に埋め込まれたようになっており鮎料理を頼むと店の親父がタモで掬い取って調理場に渡すので次はそっちを食べたくなった。いやむしろそれが有名なのか…

さて、そのままお土産で「美松」のいなり寿司を買いたかったものの天気が良すぎるのと帰るのが早くて20時を予想していたため断念。

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賽銭も兼ねて「美松」正面の神社でおみくじも引いてこれで津和野はお終い。山陰の小京都の半分も堪能していないけれど、津和野が目的地ではないので。

津和野~萩

12時を回った頃に津和野を後にし、次は萩を目指す。

このとき北長門海岸国定公園に向かっていたけれど、ガソリンがもう無いことに気付き一番近いGSを探してガス欠に怯えながら辛うじてGSへたどり着き事なきを得た…

やっぱCB1100の航続距離の短さは異常。てかはっきり言って弱点。

さて、日本海です。

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天気晴朗なれど波高し、という感じ。

少しぼんやりした後は萩市松陰神社へ。

 

この松陰神社は幕末~明治維新大好きおじさんの聖地なのか!?という感じで、そこかしこにある松陰先生の格言?が非常に香ばしく香るところでした。

うちの親父なんかは絶対好きよな…っていう感想を抱くも、団子はまあ美味かったなとしっかり褒めることも忘れない。

 

そのまま秋吉台に行こうとするも、かまぼこ屋で道草。

名産品がかまぼこらしく、たしかに美味かった。

ここで土産にかまぼことか練り物を買おうとするもナマモノを運び続ける自信が無く断念。https://goo.gl/maps/fUvEn9EUpfuLELEq6

 

秋吉台

広島からだと絶妙に遠いが角島に行くよりはまだ近い、そんな風光明媚なところがこの秋吉台。カルスト地形の草原が広がる台地であり、鍾乳洞もサファリパークもあるので多分1日中ここで遊び尽くせる。

自分はカルストロードを通って終わりですが。

本当ならハイキングコースをぶらぶら歩きたいところだったのですが、この時点で15時を回ったのにあと1箇所を残しているわけです。そのため少しだけ散策。

しかしここも人出が非常に多く、車もバイクも大量発生。寧ろ昼食後の時間帯なので一番多かったのかもしれない。

 

因みに呼び方は「しゅうほうどう」「あきよしどう」「あきよしだい」と色々。「秋芳洞」は鍾乳洞の総称で、秋吉台は台地の呼び名なんだろうけど、大体どれで読んでも「あああそこね」って感じで伝わります。

宇部(宇部新川駅)

なぜ、宇部なのか。

分かる人は分かる。

宇部新川駅はラストシーンです。

シンジとマリが、そう。

このとき17時頃でしたが自分と同じように見に来た人たちが数組。めっちゃ混んでると嫌やな~と思っていたのである意味ラッキー。

… 本当に堪能するならばプラットフォームに行くべきだったんでしょうが。

 

さて、最終目的地は宇部新川駅でありもう帰路につくわけですが、ここまで来たらちょっと寄り道ということでクソデカ工場の宇部興産もちらりと見に行きました。

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デカすぎ。

あとここで瀬戸内海も視認。

 

はい、あとは帰る!

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まじでラストミッション。フルカウル欲しくなっちゃった。

終わりと反省とか

さて冒頭のサブミッションは

  • 津和野でうずめ飯を食べる→○
  • 何処かでお土産を購入して家で食べる→未達成
  • 日本海を見る→○
  • 瀬戸内海を見る→○
  • 地ビールを購入する→未達成
  • 宇部新川駅に行く→○

6個中4つ達成。

お土産チャレンジ意外とムズい。地ビールはただ単に忘れていた。帰宅時にコンビニで買ったビールとカップヌードルをお土産に…は出来ないよなあ。めっちゃ美味しかったけれども。

けどツーリングでメインミッションとサブミッションを設定するのって結構楽しい。

 

反省点としては、やはり航続距離の短さをもっと意識すべきだったところですね…危うくスーパーど田舎でガス欠になりかねない。

あと高速道路でシートバッグの上蓋が開いてることに気付くも次のSAが40キロ(宮島)という事態に陥ったので乗車前点検はマジ大切。

 

一方で日帰りでもこれだけ走る体力があることの再認識と、ツーリングもある程度計画を作るとこれだけ楽しめるんですねえ(いつもいきあたりばったりなので…)

デイトナくんでも出来たかもしれないけど、CBよりは絶対疲れが出ただろうな。

 

ただ、やっぱミドルSS良かったなあ…