フルカウルが好き

Daytona675→ZX-6Rという華麗な移行(間に何かあったような…?)

突然の別れ、そして新たなシーンへ

はい、ということでさようならデイトナくん。

これからよろしく、CB1100。

っということになりました。

 

あまりにも唐突なこととなったわけでありますが、この度の最大の契機は春の陽気が感じられる頃でなおバッテリーが上がったことであるわけです。

否、バッテリー上がりが嫌になったから手放すことを決めたわけではないことは先に宣言をしておきますが。

 

今までの経験、というか故障歴やネット上の体験談を見るにデイトナの電装系が持つ信頼性の低さが最早看過出来ぬものであると正月を過ぎたあたりから感じ始めたのです。

だって1年でジェネレータがオシャカになって、純正部品の交換で少なくない金額が飛んでいくのは辛すぎるわけですよ。もう少し色々と手をかけてやれば良かったんだろうけどもちょっとしんどいなと感じたんですね。

 

そして、結局バッテリー上がりが頻発することについて一度バイク屋に点検をしてもらってまだコイルもレギュレータも問題ないことを確認した上で手放そうと決めたわけであります。

さて、電装系のチェックをしてもらっている間に店長とニーハンのネイキッドとかでもええからつなぎで何かええのないん?と色々と話をして候補を幾つか見繕ったあとに店内をうろちょろとしているとCB1100が目についた。

この時点で私は28歳を迎えた直後であり、しばらく前から「30歳になったらネイキッドとかポジションの楽なバイクにする」って言っていたんですよ。

2年ほど早いけどCB1100かっこよくね……?と感じたら後は急転直下のやり取りってなわけです。

 

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納車してドヤ顔の筆者

CB1100を見定めた翌週に納車です。

ちょうどマイナンバーカードを使って住民票をコンビニで取得できたこともありなんと1週間で納車達成ということに。

なかなかクレイジーな勢いではあるけど中古だと1週間で納車いけるんやぞという謎の自信も得られたわけですね。

そしてその足でナップスでヘルメットも新調。

あと、中古で買ったらこれが必要、フューエルワン。

 

バイクだと2回使えるので連続で使うとちょっと良くなったかも???多分。

 

しかし、乗り換えて満足ばかりでは無いのもありまして、

  • 航続距離が短い(満タンで250キロが限界)
  • ネイキッドって風がすごく来る(当たり前だけど)
  • エンジン回せない(良く言うと全域でトルクがあるけど)
  • 車体が重たい(排気量も大きいし車格も全然違うし)

ってところが目につくかなあ。デイトナの方が航続距離あった気がするし、エンジン音良かったしって思ってしまうよね。いやわかってて買い替えた筈だけどいざ乗り出すと前のバイクのここって良かったよねえ…というのがより際立ってしまうんですね。

ほなCB1100で何が良いんやって話ですが

  • ポジションが楽(バーハンだし腰に負担がかからない)
  • 旋回半径が小さい(Uターンが結構かんたん)
  • 教習車のような安心感(全域トルクフルなので雑なギア選択でも何とかなる

といったところでしょうか。

 

不満と満足の比較をすると結構使い勝手に終始しているわけですな。

ちなみに所有欲の観点では、英国製スーパースポーツ(古さを感じない顔つきとセンターアップマフラー)vsホンダのフラグシップモデル(メッキがテカテカなビッグモデル)って具合なのでどっちも良い……

 

けど自分としてはエンジンを回したい欲がどうもあるようなので、

トライアンフのスピードトリプル、若しくはホンダVFR800、若しくはスズキGSX-750R、若しくはカワサキZX-6RかZ900RSって辺りを次に考えたいところですね。

スタイリングはトライアンフのスラクストンかカワサキW800が好みですが……

 

 

ちなみに、現在の悩みはデイトナくんって言っていたようなあだ名をCB1100に付けたいけど思いついてないことです。

Daytona675のバーエンドとグリップを交換する話

前回の投稿の話から少しさかのぼって

 

nanzenji.hatenablog.jp

多分8月から9月ごろのお話。

 

今夏は例の特別給付金をゲットしたというのもありこれで少し外見を弄ろうと、チェーン・スプロケット及びウインカーを新しくしたのは以前の記事の通りでして、

 

nanzenji.hatenablog.jp

nanzenji.hatenablog.jp

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 これらに加えて変えたのがバーエンドとグリップなのである。

 

グリップの選定

それまでに装着していたものはレースタイプだったから見た目や握りには悪くなかった。しかし、2~3年も使うとボロボロな見た目になってしまってちょっと気分の良くない自分がいたわけである。おそらく純正よりグリップに優れる代わりにゴムの劣化が早いのだろうなと。

そのときにつけていたのがこのレースタイプというやつ。

 

 ドミノのデザインと品質は好みで、しかしながら、今の乗り方でバリバリ峠道を攻めることとかも無いしサーキットにも行く予定も無いので少しストリート寄りにしたいなーってことで種類だけ変えることにしました。 

 取り替えた感想としては、握りはやはりレースタイプの方が良かったんだけどこいつもこいつで良い。

 

因みにDAYTONAのプログリップシリーズはダサいイメージがどうしてもちらつくのでハナから選択肢には無かった。

 

なんかさあ……ダサくない?

 

バーエンドの選定

www.webike.net

多分これと同じ感じだったはず。Webikeのマイバイク登録から見つけ出した覚えがある。

後述するが、使い心地に不満があり我慢しきれずに純正に戻している。

 

交換

実はグリップより先にバーエンドが来たのでまずはそれだけを交換し後ほどグリップも交換しようという流れであった。

トライアンフ車のバーエンドの外し方は国産車とは異なりインナーウェイトと一緒に取り外す形なのだがこれがまた面倒な話で、慣れていないと半日使うんじゃなかろうか。詳細は以下のブログを参考にさせていただいた。

趣味雑記 デイトナ675のバーエンド外し方

伝説のこーねの伝説・40からのデイトナ675R・250DUKE:バーエンド交換と福袋(1/13追記あり) - livedoor Blog(ブログ)

デイトナ675 グリップ&インナーウエイト交換 | リターンライダーのバイク日記

 

そして、インナーウェイトを抜き出すと、インナーウェイトとバーエンドを分離させる。

その際に当然のごとくネジロック剤がネットリと付いているので無理っぽいなら素直にバイク屋さんに持っていくのが無難だ。

でないとネジの頭を完全に潰してもっとお金がかかってしまう…

私は山道具のストーブで炙ってネジロック剤を炭化させてやりましたとも。

 

そして新しいバーエンドを取り付けて完成である。

 

この時点でグリップはまだだったのでその時のスタイルがこちら。

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これは交換の翌日にWRX乗りの友人に出雲へ行ったときの写真だ。

そしてこの出雲への旅のフィードバックからこの青いバーエンドを外すこととなったのだ。それは後ほどに。

 

グリップの交換

一般的にバイクの右側グリップは内径が左側より大きく、スロットルのプラ製パイプが通っている。

車種やメーカで形はある程度分かれるだろうが デイトナ675のグリップに関して言うと、そのパイプの外側が純正グリップとうまく嵌るような形状をしているので社外品を取り付ける際はそこの処理が重要になる。

 

因みに純正スロットルパイプとグリップも買っている。

これは元々のパイプが昔転倒したときに削れていたのを交換したいという思惑もあり、どちらかだけがほしいと思っても注文するともれなくセットで付いてくるスタイルだから。

(純正グリップは役に立ったから結果的には良かった)

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写真は内側のスロットルワイヤーの通る部分。

 

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純正グリップ+スロットルパイプとドミノ製グリップの長さ(右側)を比較すると先述したはめ込み部分の長さだけ純正グリップの方が長い。大体13mm程度といったところか。

 

 さて、嵌め込み部分だけ社外グリップは寸足らずになってしまうので……

私はこうやって解決しました。

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解りづらいけど、純正グリップのはめ込み部分を切断して流用。

なおかつ、右グリップが極力外側に来るようにスロットルパイプをずらした※ずらしすぎるとバーエンドと干渉してしまうのでほどほどに

 あと右側はそうでもないけど左側グリップはハンドルに直に取り付けるのにパーツクリーナーは必須ですね…何も考えずに嵌めようとしても1センチくらいしか入らないし。

純正に戻っているバーエンド

そしていつの間にかバーエンドが純正に戻っている件について。

出雲に行ったときに松江道で手のひらに不快な振動を感じていて耐えられなかったのだ…。

そのあとに浜田に行ったときも下道でもムズムズするのでもう駄目だと決めて純正バーエンドを注文し直した※以前外したものは炙ってきつね色に変色したので……

 

もしかしたら社外品にはネジロック剤が付いていなかったのもあるかもしれないが、純正とで重さが全然違ったので重さも要確認だなと思い知らされた2020年の夏でした。

 

↓が今年の最終形態。

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今年も寒くなってきたので遠出はそろそろおしまいかな。もう一つ三瓶山事件を語りたいが当事者が別で居るので書けてもかなりぼかすことになりそう。

 

とりあえず、この記事はここまで。

デイトナくん、ステーターコイルの焼付きによる入院

Go Toキャンペーンやらで何となく日本全体がコロナの脅威をいなせるようになった令和2年の秋、

私のデイトナくんは入院していた。

 

原因は表題通りのステーターコイルの焼けであるけど、急にエンストするのな。

 

因みに1年ぶり2回目の体験である。

 前回は長期出張から帰ってきたら不動車と成り果てたデイトナくんを見届けた。

nanzenji.hatenablog.jp

今回は出先にて発生。

呉方面に走行していてまさに大和ミュージアムを通り過ぎようかというところ、信号待ちからの発進をかけようとしたときにエンストである。決してクラッチ操作が悪かったわけでなくエンスト後は二度とセルモータの回らない悲しい事態に陥った。

 

 

賢明なDaytona乗りならばよくご存知だと思うがこいつはよく壊れるのだ。しかし前回と全く同じところが壊れるのは予想外だったけど…

 

レッドバロンに入庫したあと純正部品の値段の高さに恐れおののき一度は手放すことも考えてしまったあたりDaytona乗りとしての覚悟が足りぬ。

2週間位調べに調べて、どうやら非常に割安な社外品を使うという手があることを知る。

modalsoul.hatenablog.jp

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私の中で勝手に師匠と崇めているmodal_soulさんの記事によれば「T1300039」というのがDaytona675(StreetTriple/SpeedTriple)のステーターコイル及びクランク角センサーのアッセンブリ品の型番らしく、これをググると確かに謎のブランドを冠した安いものが検索結果に表示されるのだ。

みんな大好きwolrd of Triumphによれば純正部品が£334.75、日本円にして大体46000円である。輸送費も考えればもう少し高くつくと思う。レッドバロンとかトライアンフ正規ディーラーで頼んでも部品だけで5万円弱でしょう。

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これを謎ブランド品にすると1万円以下で買えてしまうのでそらまあこっちにしますわという話。

 

 

一つ注意点として、レッドバロンの兄ちゃん曰く、

「いつものステーターコイルは絶縁?のコーティングがあるんですけど、持ち込んでもらったコイルにはその被膜がなかったんですよね」

 

どうやら安さの理由は社外品だからというだけでなくこの被膜の有無もあるのかもしれない。

だけど前回の修理では言い値で純正部品入れて1年半でオシャカになってますし……洗車しすぎとかもあるのかもしれないけど。

とにかく、これで何とか不動車が動車に復帰できた。

デイトナくんは電気系がはっきりいってクソクオリティと言えるので今後も1年以内に不動車へ変化してしまうかもしれないけど。

まあまた今後とも宜しくお願いいたします。